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ナムジャイブログ

2014年11月16日

タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!

こんばんは、シロシロです。


昨日は、ラーチャモンコン・テクノロジー大学で
日本語スピーチコンテストがありました。
小学生の部、中学生の部、高校生の部、大学生の部に
分かれて作文とスピーチとに試験があります。

その審査員にシロシロが行くことになったのです(笑)

自分でも、自分でウケてたのですが
え?お、おれ?大丈夫かなー
でも、日本語だし、ま、いっかー
と正直気軽な気持ちで引き受けたのは良いのですが。。。


これがまた遠いのだなー

ということで、シロシロ、バンコク滞在4年目にして
初のバスに乗りました! えーって言われるかもですが。。。
はい、初です。BTS、MRT、タクシー、モタサイで
バンコク市内は問題なし、というかOKなんです。
ちょっと遠いところは、貸切のマイクロバスとかでしたね。

ということで、こんな、何ていうのフツーのバス?、市営バス?は
初めてでした。果たして辿り着くのかという不安もありましたが。。。一応挑戦w
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!

いやいや、あのね、乗れますよ。


そんな難しいことではないですから。


ただね、どこで乗るかとかが少しだけ手こずりましたけどね。

どこの駅からのバス乗り場か

駅の何番出口から出てバス乗り場に到着するのか
(これがけっこう歩いたよ、想像よりね)


バス乗り場に着いて、バス発着場はどこか?
私の乗る515番が、この広いバス乗り場でいったいどこなのか?
(これがほんの少し手こずりましたが、でもすぐ見つかりましたよ)


ということで、やはり楽勝でした。


運転手さんに、「ラチャモンコンユニバーシティ行く?」って聞いたら
うんうんというので即座に乗車。超楽勝
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!



バスの中ではお兄さんが近づいてきて何やら話すので
あ、そうかタイのバスでは乗車賃は中で人に払うと聞いていたので
これも楽勝。「タオライ(いくら)?」って聞いたら、23バーツと言われたので
ほら、このとおり買えたのでした。
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!




ということで、3年住むとタイ語がしゃべれなくてもバスには乗れるのです。例え初めてでもね。
(あ、日本の方なら普通1年でどこの国住んでもしゃべれるらしいっすよ。あははシロシロは無理だけどねー)



ということでラチャモンコン工科大学に到着です!

タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!


遠くにきて、都会の喧騒から離れ、大学という広くて澄んだ神聖な学びの場にくると
とても心もちが新鮮な気持ちになりました。

タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!

大学ってなんだかいいねーーーー

今まで一回も「あの頃に戻りたい」という気持ちになったことのないシロシロですが、

いまこの歳で機会があればもう一度大学に通いたいとは思いました。
勉強したいなーって思いましたよ。
今なら海里と競い合いながら勉強したいと本気で思いますね(笑)




着いたら早速ミーティングでした。
審査員一同が集まって、学長さんから、日本大使館の偉い人から、
お坊さんの偉い人まで(タイらしいですね)、審査員のみなさんに労いと感謝のスピーチです。
もうね、出かける前の気楽な気持ちがここで一瞬にしてぶっ飛びました。
場違いなところに来てしまったと。。。

タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!



すんごい厳かな雰囲気なんですよ。
写真撮るのもはばかれる。でもシロシロニュースファンの為には撮らねばで必死です。
笑顔もひきつってるしw





そこで英語もタイ語もできない人間なんて


この大学のすんごいエリートの人たちの中からしたら

生きた化石、野獣が迷い込んだ?みたいな反応されるに違いない


例えば、その中の一人、一緒にいた日本人の人なんて

オックスフォードで10年教えてきた人で昨年からマヒドン大学で教えているそうです。
勉強だけじゃないっすよ、そこで教えてきて10年なのですから。


おおお、オックスフォードって名前しか聞いたことないよ!

て思わず口から言ってしまったら、すっごくびっくりされて。。。笑ってくれました。


もう、穴があったら入りたいと思いましたね。




でもね、シロシロは思いましたよ。このように勉強ができるエリートの人たちは
優秀な人というのは、人間もできていると。こころのゆとりを感じました。
シロシロとても親切にされました。
思わず言っちゃいましたよ。「オックスフォード出身の友達いません、これからも宜しくお願いします」と。

もうね、びっくりしてましたよ。は?って。
自分でもびっくり、もうね、どんな行動、言動してよいかわからないのね
でも途中から向こうからも話しかけられましたよ。
やっぱりエリートでこころのゆとりのある人は、好奇心も旺盛なのでしょうね。
シロシロみたいな生き物と話したことがなかったかのうようにお話しされてましたw
喜んでいいんだよと自分に言いきかせてました。
でもきっと来年も会えるはず、小布施先生、バンコクに遊びに来てくださいねー


という具合に、おごそかスタートだったのです。






審査員ミーティングが終了すると
みんなでお食事タイムなのです。

えええ

もはや一人が落ち着くのでは、と逃げ腰でしたが
もちろん逃げるわけにもいかず。。。

食べましたよ。
みなさんと。

でもこれが、楽しかった。
一緒にいた浦崎先生と小布施先生がいろいろ通訳もしてくれて。
タイの教授の方からしても、不思議だったのでしょうね。
タイ語も英語も話せないのに、日本語だけでしゃべりまくっている変な日本人がいるってwww
すみません、口から生まれたので自分が喋らないと寝る習性がありまして。。。


ということでランチは世界共通
楽しいねー、おいしいねーでした。

タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!
タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!

いやー、このスイーツみたいなものとか飲み物とか
名前聞いたけど、全部忘れたなー
話しが盛り上がってメモとかしてないしなー
浦崎先生、教えがいないなんて言わないでね。これからも宜しくお願いします。




さぁ、おおいに食べておおいに笑って
気持ちも落ち着いてきたので


午後からは審査員シロシロとして

気を入れなおして取り組みましたよ。

タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!


あ、「すすま」になってる。シロシロのファーストネームは「すすむ」ですからね。
ま、これくらいは愛嬌愛嬌、マイペンライですw




シロシロは、小学生の部の作文担当でした。



いやいやいや、ぼくはスピーチがみたいからスピーチ担当にしてくださいよ


と初参加のくせに偉い人に言ったら、軽く一蹴されてしまいました。


はい、来年も招待されたいのでここはおとなしく作文担当しましたよー




っていうかね



作文、驚きました。


小学生でテーマは「私の家族」



構成

語彙

文法

あれこれあれこれと


審査内容が細かいのだな



こんなの小学生に必要なのか



と思ったら、これが凄かった



そして、読んでいて楽しくさせるものまでありました。



オチまでつけたり



自分らしさを文章表現していたり


ふと思うと、日本の小学生でも作文ここまで書くかと。。。。



もちろん、全員がそうではありませんでしたよ。


きっと初参加なんだなーという子の作文もありました。


しかし、参加者の1/3はシロシロを驚かせました。

そしてその中の数名は、マジ凄いなと思いました。


タイの学生の日本語スピーチコンテストに審査員で参加させていただきました!






今回はとても貴重な週末を過ごさせていただきました。

バスに乗り

タイの大学にきて

ものすごく優秀な、エリートな大学の講師の方々とお話しする機会ができて

タイの学生のみなさんの一生懸命な取組姿勢にふれる機会をいただき


なんだかね、毎日仕事漬けでバンコクにしかいないシロシロです。
それでも仕事好きなんで何にも違和感なかったのですが、
今回初めて思いましたよ。もっともっとタイのことを知るべきだと
タイ語も勉強したい、タイのお友達もつくらねば、仏教も勉強しよう、
タイの田舎にも行こう、バンコク以外をもっと知ろう、
そう思いました。きっと私のタイ生活はこれから佳境に入るという予感があります。
だからこそ、限られた時間をもっとタイを知らねばと思いました。
仕事が好きだからこそ、もっとタイの人たちの為に日本の人たちの為に
やるのなら、やりたいのなら、タイの国を知ろう、知らなければと思いました。

コンテストが終わり、各方面に挨拶も終わり
帰ろうと廊下を歩いていると向こうから
小学1年生か2年生くらいの小さな女の子が泣きじゃくっていました。
お母さんがやさしい笑顔でなだめてました。
タイ語だったのでわかりませんでしたが、
一緒に審査員だった日本人の先生が教えてくれました。
スピーチコンテスト、うまくできなかったから悔し泣きしていると。





作文の内容といい、スピーチできなくて泣きじゃくる子といい
日本がこんなに尊敬されていて、日本語をこんなに必死で学んでいる子たちがいる



私も含めてが、もちろん前提なのですが


いま日本にいる日本の人たちが
タイのどれほどのことを知っているのでしょうか



インバウンドの仕事に多少なりとも携わっているシロシロとしては
すべての日本人にタイに来てくださいというのは無理があると思いますので
せめてインバウンド事業で本気でタイの人たちに観光に、日本にきてください!
と言う方たちは、まず是非タイに来てほしいですね。プライベートでも。
もっとタイを知ることから始めるべきかと思いました。


Made in Japan のものは良いものだからと
一生懸命営業にはきます。買って買っての営業攻勢。
玉石混合で。日本は元気がないから海外を販路開拓先としてと言って。。。


上記のこと以上に、一人ひとりの意識の面が心配になってきました。


インバウンドに携わる人たちはまだ良いのかもしれません。
取組が始まる、もしくは始めようとしているので。

でもその先にいる受け入れ側の一般の人たちには伝わっているのかなと




こんなに日本が好きなタイの人たちが

日本に行って冷たくされないかなとか、

お金だけのおもてなしにならないかなとか

アッパークラスだけほしいとか言う日本企業の方にたまに出会うと

そうじゃない一般の人が行くとどうするのかなとか。。。


自分たちが外国に行ったときに、アッパークラスじゃないから

とか言われたらどんな気分になるのかなと。。。




ということで、シロシロのやるべきことは

日本への情報発信も必要だなと感じております。










シロシロはタイの国に3年間お世話になっております。


こんなに一生懸命なタイの人たちに

尊敬されている日本

好かれている日本


これからもそうありたいし、そうある為に何をしなければいけないかを考えます。



私のやることは、企業利益の追求に反することになるかもしれません。

一時的な収益アップの為に、目先のことだけを考えることはしません。






沖縄の為にやろうと思って海外にでました。、


タイにきて、沖縄の為だけではいけない


ニッポンの為にやらなければと気づかされました。



ニッポンの為にやろうと思ったら


お世話になっている国の人たちの為にやらなければいけない


と気づかされました。




シロシロは、朝から晩まで頭から指の先まで収益のことしか考えない
生まれきっての営業マンだと思ってます。すべての行動は収益につなげると。


でも、その収益は何のためなのか、稼いだ収益を何に使うのか


ぼくたちJGBやシーポイントの役割はもっともっと社会のために

やるべき役割があると確信しております。


そしてそれは、もう日本国内の為だけでは成立しないと思ってます。

アジアの中の一国でしかないことを自覚し、アジアのみんなと一緒に働く国際社会でないと

成立しないと思っております。バンコクの国際都市がもう普通になるのだと思ってます。

シーポイントタイランドは日本人よりタイ人が多いです。

今後そこにベトナム人や他の国の人も入ってくるでしょう。

そしてそれは、日本も同じでてぃーだスクエアにタイ人が行くでしょう。

浜松本社に行くでしょう。


東京営業所にはきっと働きたい外国人が多く集まるでしょう。
TOKYOとは今でももちろんタイの若者にもそう映る場所なのですから。


そんな時代がもう目の前まで来ましたというのはウソです。

もう来ているのです。やっていないところは、

もしかしたら意図的に遅らせているだけかもしれません。


もう競争の時代はアッという間に終わってしまっていて、

友達になれないと、その輪に入れないですよ。

競うのではなく、一緒に創り上げる。そういう発想だと思います。




タイの学生のみなさんのスピーチコンテストのおかげで

大変刺激を受け、いろいろと考えてしまいました。

シロシロには似合いませんけど(笑)







このような機会を与えてくれた伊禮社長と

マヒドン大学の浦崎先生、そしてタイの国に感謝でございます。


来年のスピーチコンテストは10周年だそうです。


JGBは是非取材で参加したいと思います。


タイの学生のみなさん、これからもがんばってください!


シロシロもみんなに負けないようにもっともっとタイと日本のことで

できることをがんばります!


ありがとうございました!

また来年ねー!


























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Posted by シロシロ at 23:45│Comments(0)日本のことタイ生活
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